木型製作
木型製作とは
WOODEN MODEL MANUFACTURING遠山木型が製作している木型は「鋳造用木型」です。その文字の通り、鋳物を作るための型を作っています。
鋳造(ちゅうぞう)とは、高温で溶かした鉄やアルミ等の金属を型に流し込んで、製品を作る技術のことを言います。
この鉄やアルミ等の金属を流し込む型は、砂を固めて造った砂型が多用されています。砂型は製品形状を精密に再現した模型の周りを砂で固め、形状を転写し、模型を取り出して製作されます。
このときに使用される模型が「鋳造用木型」です。
製作工程
MANUFACTURING PROCESS-
PROCESS01
- 現図
図面を確認し、鋳物尺(伸び尺)を使用して原寸大の図面を作成
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PROCESS02
- 木取り
乾燥した板材から使用する木材を切り出して荒削りを行い、接着する
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PROCESS03
- 罫書き(けがき)
木取りで製作した木材に寸法線を描く
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PROCESS04
- 切削
寸法線に沿って切り出しを行う
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PROCESS05
- 組付け
切削した部品を基準に沿って組み上げる
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PROCESS06
- 仕上げ・検査
細かな表面の凹凸をパテ等で補修を行う、後に図面に沿って寸法検査・外観検査を行う
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PROCESS07
- 完成
エンジンシリンダー
木型の製作動画
WOODEN MODEL MANUFACTURING MOVIE-
ゲートシーブ
約0.3m×1m×1m -
上下水道部品ハキダシエルボ
2.5m×2.5m×2m -
ターボコンプレッサー
約2m×2m×2m -
タンカースクリュー部品
約2m×2m×0.5m